3月中旬に入り、花粉症のピークは山を迎えました。ドラッグストアでは花粉症のお薬をお買い求めになるお客様がたくさんにぎわっているころだと思います。しかしあなたが選ぶそのお薬それで正しいですか?ドラッグストアの店員さんに「すぐ効くやつちょうだい!」「一番効くやつちょうだい!はやく!」と店員さんを急かして話も聞かずにお薬を選んでいませんか?心当たりある人はそれは正しいお薬選びではありません。正しいお薬の選び方はしっかり店員さん(薬剤師・登録販売者)の話を聞きましょう。
「鼻水がもうだらだらで話なんて聞く暇ない!」
という方は、選んだお薬の副作用で苦しむかもしれません。
その事を理解しておきましょう。
あなたの選んだ鼻炎薬それで大丈夫?

花粉症の症状でまず、一番気になるところは「鼻水」「鼻づまり」でお困りの方が多いと思います。最近は人気タレントが宣伝するアレルギー専用薬「アレグラ」や「アレジオン」が登場して、即効性のある鼻炎薬が陰に隠れていますが、即効性を選ぶと違うお薬になります。
例えば次にあげるのが即効性のあるタイプです。


上記の鼻炎薬が即効性のあるタイプです。
しかしこれらの特徴は即効性は◎ですが、副作用があります。
副作用と言うのは、「眠気」「のどの渇き」「倦怠感」などがあります。
血管を収縮させたりするエフェドリンなども入っているので、人によっては頭痛も起こります。
それが花粉症頭痛です。
花粉症頭痛とは

花粉症頭痛は薬の副作用で起こるとされています。もともと頭痛持ちの方などは体質的にも花粉症の時期になると起こりやすくなります。即効性のある鼻炎薬を服用する場合は特に注意です。頭痛が怒ると鎮痛薬も服用しがちですが、飲みすぎると胃が荒れたりする可能性もあり、症状がどんどん悪化する場合もあります。まずは頭痛が起こらないような鼻炎薬に切り替えたり、負担が少なくなるように体質改善をしましょう。
花粉症の症状を鼻炎薬なしで耐えるには?
鼻炎薬が服用できない人も数多くいると思います。
アレルギー体質を改善するにはバランスの正常化が一番大切です。
バランスの正常化とは生活習慣の見直しが必要と言うことです。
「バランスのとれた食事」「適切な睡眠時間」「適度な運動」など健康を意識した生活が大切です。
また、バランスの正常化とは別に対策も必要です。
「マスク」や「花粉症専用メガネ」「鼻の中に塗るタイプ」「ミストで花粉を寄せ付けないタイプ」などいろいろあります。


今年ドラッグストアで流行っているのが上記のタイプです。
店舗によっては売り切れてしまい、入荷未定の店舗が多いです。
シーズンのピークですので、まだ入手していない人は早めに入手しておきましょう。
スギのピークは今ですが、もう2週間もするとヒノキの花粉も飛び始めます。
ワセリンも有効?
またフマキラーのアレルシャットが売れすぎて、話題になっているのが「ワセリン」ワセリンは保湿効果などがあり安価で誰でも入手できるものです。よくボクサーが顔に塗っているやつです。


ワセリンはべたべたするのが特徴なので、これを鼻の下などに塗ると花粉をくっつけるそうです。くっつけることで花粉の侵入を防ぐことが出来ます。
またアレルシャットのように鼻の中に塗る場合もありますが、塗りすぎは要注意。塗りすぎることで毛穴に詰まり、炎症が起こる可能性もあります。
使う場合は適量にし、しっかり洗浄して洗い流すようにしてください。