登録販売者とは
医薬品販売に従事できる者の事を言います。薬事法が改正され薬剤師だけではなく、この「登録販売者」という資格を持つ者も医薬品の販売が可能という事です。ドラッグストア業界が今現在も成長をし続け、薬剤師不足問題など新たな問題が出ている現状、登録販売者という制度で、業界自体の底上げが狙いとなっています。現在の試験制度では、誰でも受験資格が得られます。試験に合格した後は2年間の研修期間があります。その研修期間を無事に終え一人前の登録販売者として独り立ちが出来ます。時間はかかると思いますが、医薬品の販売を通じて、人とのつながりを持ちたい人にはお勧めの職業となっています。また登録販売者の試験自体はパートやアルバイトスタッフでも受験可能となっており、スキルアップにもつながります。興味がある人は是非チャレンジしてみてください。
登録販売者のメリット・デメリット
- 登録販売者のメリット
◆登録販売者として働く上での良い所は「医薬品」に詳しくなれるということです。市販薬のある程度の成分は把握できるので、もし自分が病気になった際、市販薬でもカバーできるでしょう。
◆的確なアドバイスやお薬の提案をすることで、お客様に感謝されることが多い職業です。「ありがとう」と言ってもらえるような接客を心掛けることで、「嬉しい」「ハッピー」「快感」のように感じられることも多いです。それが好きで接客をしている人もいます。
◆薬剤師や化粧品スタッフとの連携で登録販売者の範囲を超えた知識も身に付きやすいです。ドラッグストアで努める分それらの知識もつきますし、それ以外の雑貨や食品も詳しくなれるケースがあります。
他にもあると思いますが、今回はこれぐらいにしておきます。
- 登録販売者のデメリット
◆特にありませんが、資格継続には毎年研修やe-Learningを受ける必要があります。
登録販売者の資格取得の為の勉強方法
基本的に本屋さんでテキストを購入します。登録販売者の資格が出来てから10年がたちますので、たくさんの参考書が出ています。一度本屋さんに行ってみることをおすすめします。
テキストの中身は1章~5章までそれぞれあります。
体の仕組み、医薬品関連、法律関連など、登録販売者として働くための基礎知識が載ってあります。
楽天やamazonにもそのようなテキストや本があるので、ぜひ参考にしてみてください。